去る8月24日、日本国政府は「福島第一原子力発電所」処理水の海への放水を開始しました。この措置は世界中から注目されています。この放水については、国際原子力機関IAEAによる「ALPS処理水の海洋放出」の国際安全基準を満たしていることを裏付ける「包括報告書」を公開した上で行われているものです。
　米国国務省のミラー報道官はこのほど「日本の過程は安全で透明性があり、科学に基づいており、米国政府は満足しています」という声明も発表しました。
　こうした科学的根拠を示しているのにもがあるにもかかわらず、中華人民共和国政府は日本に対し、各種の理不尽な抗議や一方的な加工品を含む日本産水産物の輸入禁止を決定しました。
　日本台湾商会聯合総会は、日本と台湾における民間交流の繁栄を促進する組織であり、当会の理監事は日本で暮らしており生活の基盤は日本国です。日本に在住する台湾人として、日本の漁師・水産加工業者を応援し、日本の現状をSNSにて正しく発信して応援を呼びかけます。
　日本の食材は決して中国政府が主張する放射能の危険性があるわけではありません。日本産水産物は「核食」でなく、幸せになれる「福食」です。従いまして我々日本台湾商会聯合総会は、日本政府及び日本のあらゆる漁業・水産加工業者が生産する食品を支持します。そして安心で美味しい日本の水産物を応援致します。

2023年8月29日
第11届日本台湾商会聯合総会
総会長　　錢妙玲
監事長　　洪麗華
副総会長　　張素娥
副総会長　　河道台
副総会長　　鍾幸昌
副総会長　　楊立寧
副総会長　　洪柏青
副総会長　大倉仲洋
理監事会一同